「歯垢を除去するだけ」動画"441万回表示"の驚き 投稿した歯科医師に「動画に込めた思い」を聞く
「我々歯科医や歯科衛生士によるメンテナンスは、多くても月に1~2度程度しかできません。毎日、歯を磨くのはご自身の仕事なので、“どこまで自力できれいにできるか”が分かれ目になってきます」(吉田さん)
「磨いているから」の落とし穴
問題は、もともと歯を磨く回数が少ない(歯磨きに対して意識が低い)人だけでなく、「自分は1日3回、磨いているから大丈夫!」と思っている人のなかに、実際は歯垢を落とせていない、要するに正しく磨けていない人がいるということだ。
「磨いている」のと「磨けている」のとでは意味がまったく違うと吉田さんは指摘する。
「歯垢を残さない磨き方をしたいのであれば、“鏡を見ながら磨く”ことをお勧めします。歯ブラシの毛先が歯と歯、歯と歯ぐきの間など、正しい場所に当たっているか確認できます。奥歯などで見えにくければ、片方の手でくちびるをめくると見やすいです」(吉田さん)
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