「歯垢を除去するだけ」動画"441万回表示"の驚き 投稿した歯科医師に「動画に込めた思い」を聞く

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「我々歯科医や歯科衛生士によるメンテナンスは、多くても月に1~2度程度しかできません。毎日、歯を磨くのはご自身の仕事なので、“どこまで自力できれいにできるか”が分かれ目になってきます」(吉田さん)

日ごろの歯磨きでは磨けていない部分の歯垢もメンテナンスで除去(写真:吉田さん提供)
歯と歯ぐきの間の歯垢も除去(写真:吉田さん提供)

「磨いているから」の落とし穴

問題は、もともと歯を磨く回数が少ない(歯磨きに対して意識が低い)人だけでなく、「自分は1日3回、磨いているから大丈夫!」と思っている人のなかに、実際は歯垢を落とせていない、要するに正しく磨けていない人がいるということだ。

「磨いている」のと「磨けている」のとでは意味がまったく違うと吉田さんは指摘する。

「歯垢を残さない磨き方をしたいのであれば、“鏡を見ながら磨く”ことをお勧めします。歯ブラシの毛先が歯と歯、歯と歯ぐきの間など、正しい場所に当たっているか確認できます。奥歯などで見えにくければ、片方の手でくちびるをめくると見やすいです」(吉田さん)

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事