【中国版】サブプライム・ローンの恐怖 石平著

【中国版】サブプライム・ローンの恐怖 石平著

中国では政治的発言は政府から圧力を受けるが、経済問題については、中国人経済学者は自由に分析し、公表できると著者はいう。

経済専門紙の21世紀経済報道によると、2011年6月現在、北京市内で売れ残りの不動産在庫面積は3300万m2以上に達し、時価では約1兆元(約12兆円)に上っている。平均的な販売率からすると、この在庫を消化するには1年半以上かかる。深セン、広州、上海も順に9カ月、8カ月、7カ月分の在庫がある。社会科学院工業経済研究所の曹建海研究員が、「12年に北京の不動産価格は5割暴落するだろう」と発言したのも根拠のないことではない。

中国が内包する、経済の懸念される実情を直視する。

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