肌に良い「こすらない」摩擦レス美容の意外な盲点 ゴシゴシ洗顔NGだけでなく要注意なのは…
その方法は、水分を与える「化粧水」、油分を重ねる「乳液」、フタをする「クリーム」のいずれも共通。美容液をつかう場合も同じです。
手のひらにとり、手全体に広げたら、肌にぴったりそわせるようにあてて密閉し、1、2、3と数えます。細かい部分は薬指と小指をつかえば塗り漏れもなく、全顔、うるうるに!
私が考える保湿ケアは、化粧水、乳液、クリームの3ステップ。説明書に記載されている量は最低限として、化粧水なら手全体がビショビショになるぐらいたっぷりと。また、大切なのが手つき。
![こすらない保湿](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/e/4/570/img_e4e29167320e11dedcee94f1dd9913a8829191.jpg)
①まずは広い面から。両頰を3秒包んでキープ。顔のカープに合わせて手を隙間なくフィットさせる。(写真:岩谷優一撮影〈vale.〉、ヘアメイク・小澤桜〈MAKEUPBOX〉、モデル・上西星来)
![こすらない保湿](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/4/8/570/img_48cc82b63346a9497d494a1af8f8fbe6693257.jpg)
②額とあごを3秒キープ。目の下や鼻の下、小鼻、目頭などの細かい部分や凹凸のあるエリアは指で。ピタリとそわせて3秒待ち、しっかりと浸透させる。(写真:岩谷優一撮影〈vale.〉、ヘアメイク・小澤桜〈MAKEUPBOX〉、モデル・上西星来)
肌に対して垂直にフィットさせるだけ。圧迫して押し込むのではなく、ラップのように密閉して潤いの逃げ道をふさぎ、中に入っていくしかないように仕向けるのがポイントです。
![こすらない保湿](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/2/2/570/img_229f88ad9a92f9dbf1703a86240ca951425788.jpg)
NGの例:手に力が入っていると、指が反って、肌から浮いてしまうので注意。指先まで顔のカーブに合わせて、隙間なくフィットさせて(左)。肌が動いてヨレたり、シワができたり、凹んでいたりしたら×。常に鏡を見て確認しましょう(右)。(写真:岩谷優一撮影〈vale.〉、ヘアメイク・小澤桜〈MAKEUPBOX〉、モデル・上西星来)
コットンは摩擦になる?
手で塗るとベトベトする、面倒臭いなどを理由にコットンをつかうのは、NGです。どうしてもコットンをすべらせてしまい、手以上の摩擦を起こす可能性が高いから。
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