肌に良い「こすらない」摩擦レス美容の意外な盲点 ゴシゴシ洗顔NGだけでなく要注意なのは…

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その方法は、水分を与える「化粧水」、油分を重ねる「乳液」、フタをする「クリーム」のいずれも共通。美容液をつかう場合も同じです。

手のひらにとり、手全体に広げたら、肌にぴったりそわせるようにあてて密閉し、1、2、3と数えます。細かい部分は薬指と小指をつかえば塗り漏れもなく、全顔、うるうるに!

私が考える保湿ケアは、化粧水、乳液、クリームの3ステップ。説明書に記載されている量は最低限として、化粧水なら手全体がビショビショになるぐらいたっぷりと。また、大切なのが手つき。

こすらない保湿
①まずは広い面から。両頰を3秒包んでキープ。顔のカープに合わせて手を隙間なくフィットさせる。(写真:岩谷優一撮影〈vale.〉、ヘアメイク・小澤桜〈MAKEUPBOX〉、モデル・上西星来)
こすらない保湿
②額とあごを3秒キープ。目の下や鼻の下、小鼻、目頭などの細かい部分や凹凸のあるエリアは指で。ピタリとそわせて3秒待ち、しっかりと浸透させる。(写真:岩谷優一撮影〈vale.〉、ヘアメイク・小澤桜〈MAKEUPBOX〉、モデル・上西星来)

肌に対して垂直にフィットさせるだけ。圧迫して押し込むのではなく、ラップのように密閉して潤いの逃げ道をふさぎ、中に入っていくしかないように仕向けるのがポイントです。

こすらない保湿
NGの例:手に力が入っていると、指が反って、肌から浮いてしまうので注意。指先まで顔のカーブに合わせて、隙間なくフィットさせて(左)。肌が動いてヨレたり、シワができたり、凹んでいたりしたら×。常に鏡を見て確認しましょう(右)。(写真:岩谷優一撮影〈vale.〉、ヘアメイク・小澤桜〈MAKEUPBOX〉、モデル・上西星来)

コットンは摩擦になる?

手で塗るとベトベトする、面倒臭いなどを理由にコットンをつかうのは、NGです。どうしてもコットンをすべらせてしまい、手以上の摩擦を起こす可能性が高いから。

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