就活は子どもに任せるな 鈴木健介著
就職難といわれるが、企業は人を求めていないわけではない。むしろ不況であればあるほど企業は人を求めると、経営コンサルタントである著者は言う。就職難の原因は「企業が求めている人」と「求職活動をする人」の質に違いがあるからだと指摘する。
低迷する経済の中で企業が生き残っていくために必要とされる新規採用者には、ことさら「質」が求められる。この質を高める意識づけとなるのは将来への目標や職業意識であり、とにかく大学に入ればいいという考えは時代遅れ。親の時代との違いを説きながら、就職に直面している人への短期戦略と、時間的にゆとりがあって将来目標に挑戦できる人たちに対する長期戦略を、採用側の目線で伝授する。
中公新書ラクレ 798円
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