こだわり叶える「オーダースーツ」失敗しないコツ ビジネスシーンだけでなく休日着としても人気

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下図のように、私たちは今、実にさまざまな場所でスーツをオーダーできるようになっている。

オーダースーツの代表例

そこには主に、3つのニーズがあるようだ。

スーツは冠婚葬祭や大切な行事にしか着ないのでベストな一着をオーダーしたい「一張羅ニーズ」、価格が既製品と大差ないためオーダーで揃えたい「コスパ最重視ニーズ」、そして「スーツは平日の仕事着ではなく、休日のプライベートを充実させる服」と捉える「休日着ニーズ」が拡大している。

とくに休日着ニーズは、若い世代を中心に一種の「カルチャー」として根付き始めている。彼らは自分の好みを探求し尽くし、こだわりの一着をオーダーする傾向が強い。ビジネスにはあまり適さないとされる茶系や緑系の生地も自由に取り入れるなど、自分流にカスタマイズする感覚でオーダーを楽しんでいる。

オーダースーツは「3種類」に分けられる

新たな顧客ニーズを取り込むオーダースーツだが、「店舗ごとの違いがよくわからない」という人も多いのではないだろうか。

関心のある人は、「パターンオーダー」「イージーオーダー」「フルオーダー」の3種類に分けられることを、まずは知っておこう。

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