こだわり叶える「オーダースーツ」失敗しないコツ ビジネスシーンだけでなく休日着としても人気
感性を見極める目安は、ホームページやSNSなどを通じて、作品例や自らの審美眼を的確に伝える努力を継続的に行っているかどうか。それができている店はたいてい、若く研究熱心なリピーターを継続的に獲得しているので、発想もセンスもつねにアップデートされている。
そんな時代の先端を象徴する個人経営の注文服店(テーラー)を、2つ紹介しよう。まずは国分寺にある「吉田スーツ」。
今日的発想のオーダースーツの始祖は、ズバリここと断言しても差し支えない。2003年創業とそこまで古くはないものの、多摩エリアのオーダースーツを代表する存在として定着し、現在では下北沢・国立・虎ノ門にも店舗を構える。
イージーオーダーのインフラをフル活用し、古典的なものから流行を加味したものまで、注文主の思いに寄り添った親しみやすいスーツを作り上げるのが特徴だ。
どの店舗も開放感があり、メンズのスタートラインが4万4000円(税込み)からとハードルが低いのも魅力だ。様式やディテールにそこまでこだわりがない人にも的確にアドバイスしてくれるので、まずはオーダースーツの着心地や楽しさを体験したい人には、間違いのない選択だろう。
近年はレディースにも力を入れており、こちらは原則女性スタッフが採寸などを担当するので、女性にも安心して勧められる。
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