おかっぱ・制服の「ダンス集団」の知られざる軌跡 面白くて奇妙!唯一無二のグループはこうして生まれた

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アバンギャルディの公演
(撮影:梅谷秀司)

――メンバーのお二人から見て、akaneさんの振り付けや演出の魅力は?

sono:どの作品にも見ている人を楽しませたいとか、笑ってほしいっていう気持ちがたくさん込められています。あと、一つひとつの動きの角度や、表情も細かく決められているので、そこが作品の魅力になっているのかなと感じます。

nona:akaneさんの振り付けは、たった3秒のシーンでも、何日間もかけて作っていたりとか、こだわりがあるからこそ人を引き付けているんだなって思います。

――アバンギャルディの特徴のひとつに「表情の豊かさ」がありますが、YouTubeではモノマネの芸人コロッケさんとコラボし、メンバーたちが顔芸を教わっていましたね。

akane:コロッケさんのモノマネは、その人の特徴をつかんだうえで、ピンポイントで誇張するスタイルだと思うんです。片方の眉毛を動かすのも、そこだけを動かす筋力がないとダメだし、ちゃんと練習してやれているわけじゃないですか。コロッケさんに学べたら、この子たちも面白くなるんじゃないかなと思って、指導していただきました。

徹底的なブラッシュアップが作品の一体感に繋がる

――個性的な見た目の集団が、一斉に同じ動きをする様は圧巻ですが、一体感の秘訣は何ですか?

nona:振り付けを合わせるときは、動画を撮ってコマ送りにしながら、手がずれているとか、タイミングがバラバラになっているとか常にチェックして、ブラッシュアップしています。

sono:メンバー同士がすごく仲良くて、普段からたくさんコミュニケーションを取っているのも、作品の一体感に繋がっているかなと思います。リハーサルで結構な時間を一緒に過ごしているんですけど、オフのときもみんなで撮影したり、ご飯を食べに行ったり、家族以上に長い時間を過ごしていますね。

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