人気スタイリスト、「映える服」1点投入が賢い選択 金子綾、30代以降おしゃれで気をつけたいこと

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もともと時計が好きだったこともあり、昔からロレックスやカルティエ、シャネルなどの高級腕時計を少しずつ買い揃えてきました。それこそトレンドがないので長く使えるし、娘ができた今はいつか子どもたちに譲ってもいいかな、と思っています。

腕時計とネックレス
左から腕時計カルティエ、シャネル、クードルのバロックパールのネックレス。金子さん私物(撮影:梅谷秀司)

——バッグはどうですか?

ジュエリーや時計と同じく、おばあちゃんになっても使っていたいと思えるものだけを厳選しています。若い頃に集めたバーキンやシャネルのバッグは今でも重宝しているので、振り返ればとてもよい投資になりました。

当時は、まさかこれほど価格が高騰するとは思いませんでしたが、長い目で見てやっぱり欲しいと思えるなら多少高額でも思い切って購入し、財産にするとよいと思います。

また、ブランド物以外のバッグで言うと、オン・オフどちらも使えるデザインもたくさん登場しているので、通勤では肩にかけて、休日では斜めがけにして……と幅広いコーディネートを楽しむのも手です。

——これから50代を迎える自身の服選びは、今後どう変わっていくでしょうか?

基本的には今と変わらないと思います。でも、グレーヘアになったら似合う服もまた大きく変わるでしょうね。とくに60代から先は個として完成している世代だから、もう何を着ても似合う気がして。

今はなかなか着られないショッキングピンクのトップスに鮮やかなグリーンのパンツを合わせても可愛いでしょうし、ハードな印象の革ジャンを着こんでもきっとステキ。

そう考えれば、年をとるのも悪くないなって。だから、高齢になってもジャケットをサラッと羽織れるくらい健康でいることは今後の目標ですね。

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矢口 あやは ライター

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やぐち あやは / Ayaha Yaguchi

大阪生まれ。旅行やカルチャー、グルメ、アウトドアなどの分野にて、雑誌・Web・書籍を中心に取材執筆活動を行う。2014年に狩猟免許、2020年に1級船舶免許を取得し、ヨットやセーリングなどの取材も続けている。

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