日本各地で戦い方はこんなに違う。
ドラッグストア業界でイオン主導の再編が動き出した。上位2社の経営統合は、業界地図を塗り替える呼び水となるか。『週刊東洋経済』4月20日号の第2特集は「ドラッグストア動乱」だ。
エリアごとに熾烈な陣取り合戦が続くドラッグストア業界。重要なのは「個店」の競争力だ。各地の攻防の様子を追った。
【北海道・東北】北海道の雄ツルハを追い込む薬王堂「東北の乱」
初めは小さな薬屋だった。ツルハホールディングス(HD)の歴史は1929年、北海道旭川での「鶴羽薬師堂」創業にさかのぼる。ドミナント出店を積極的に進め、現在は北海道で400店舗超を展開する。
「物流効率などを考えると北海道には進出しにくい」(競合他社)という難攻不落の地で、シェアを高めてきた。ツルハの北海道での営業利益率は2023年5月期に7.1%と高く、投資の原資を生み出している。
売り上げの奪い合い
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
この記事の特集
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら