東海道新幹線「ひかり」4月以降も喫煙できる裏技 停車時間と喫煙所の位置を駅ごとに大調査
サービス面で3つの大きな変化があった東海道新幹線。売店の廃止については新幹線改札を入ってすぐの、待合室などが設置されたコンコースに売店のラインナップを充実させることで、廃止による影響を最小限にとどめている。
車内販売サービス廃止も、各駅のホームにドリップコーヒーの自動販売機や、新幹線名物の硬いアイスクリームの販売機を設置することで影響を少なくする対策がなされている。
ところが、喫煙ルーム廃止に関しては、ホームに喫煙所を増やすなどの対策がとられているように見受けられない。
ひかり、こだまなら途中駅で喫煙が可能
筆者は喫煙者ではないので気持ちはわからないが、東京―新大阪間の「のぞみ」の所要時間は2時間25分ほど。この間、タバコを吸えないとなると大きなストレスとなるだろう。乗っている時間が短い飛行機に切り替えるのも1つの手だが、東京や大阪の中心部から空港へのアクセスが面倒だ。
そこで、東京―新大阪間、東海道新幹線全駅の喫煙所の位置を実地調査。3月16日以降の時刻表を検討し、愛煙家が東京―新大阪間を移動するのに最適な方法を考えてみた。
まずは「のぞみ」に乗車する場合。この列車は東京―新大阪間をとにかく速く結ぶことを目的としているので、途中駅の停車時間が最小限に抑えられている。そのため「のぞみ」に乗って途中駅で一服というのは不可能だ。
「こだま」や「ひかり」の場合はどうか。前述した通り、東海道新幹線では1時間で最大12本の「のぞみ」が運転されるため、各駅に停車する「こだま」や、静岡、浜松、米原などに停車する「ひかり」は、途中停車駅の多くで「のぞみ」に追い越されるため長時間停車する。追い越される際の停車時間は4〜7分ほど。乗降口の目の前に喫煙所があれば、一服することは可能だ。
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