有料会員限定

岸田政権の言う「デフレからの完全脱却」の正体 従来の政策目標にこだわりすぎ意味不明瞭

✎ 1〜 ✎ 442 ✎ 443 ✎ 444 ✎ 最新
拡大
縮小
東京の首相官邸で記者会見する岸田文雄首相
(写真:Rodrigo Reyes Marin/Bloomberg)

2023年11月に政府が決定した総合経済対策のタイトルは「デフレからの完全脱却を目指して」である。では、デフレからの完全脱却とは何だろうか。

政府は、01年に「持続的な物価の下落」をデフレと定義したうえで、現状は「緩やかなデフレ」だとした。そして13年の政府・日本銀の共同声明で「2%の物価上昇を目指す」とした。

こうしたデフレの定義、物価目標が現在も維持されているとすれば、消費者物価上昇率が2%未満の状態が「デフレ的な状態」であり、今回の対策は、そのデフレ的な状態からの脱却を目指していることになる。

関連記事
トピックボードAD
トレンドライブラリーAD
人気の動画
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
TSMC、NVIDIAの追い風受ける日本企業と国策ラピダスの行方
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
現実味が増す「トランプ再選」、政策や外交に起こりうる変化
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
東洋経済オンライン有料会員のご案内