来年の米大統領選挙は今のところバイデン大統領とトランプ前大統領の一騎打ちとなる公算が大きい。その場合トランプ氏勝利を予想する世論調査が増える中、「第2次トランプ政権」が打ち出すとみられる人事や政策に戦々恐々とする報道が目立ってきた。同政権の構想策定をめぐっては、米政治で独特の役割を果たすシンクタンクの盛衰もうかがえる。
「人事権」による締め付け強化
バイデン氏対トランプ氏の一騎打ちの場合、各種世論調査による支持率の平均値を見ると、9月中旬からほぼ一貫してトランプ氏がバイデン氏を上回り続けてきた(リアルクリア・ポリティクスまとめ)。そうした中でトランプ陣営は着々と政権構想を練り始めている。報道で明らかになっただけでも、それらの内容は米国を「権威主義国家」にしかねない。
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