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15カ月連続「実質賃金マイナス」に悲観的になるな 「失われた20年」との決定的な違いが持つ意味

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貨幣のイメージ画像
(写真:freeangle/PIXTA)

「貨幣錯覚」について行動経済学でよく知られた実験がある。次の2つの質問を被験者に投げかけ、受け入れられるかどうかを聞いたものだ。

A.ある会社は少しの利益を上げている。その会社は不況地域にあり、深刻な失業はあるがインフレはない。その会社で働きたいと望んでいる人が多数いる。そこでその会社は今年、賃金を7%カットすることにした。

B.ある会社は少しの利益を上げている。その会社は不況地域にあって深刻な失業があり、さらにインフレ率は12%である。その会社で働きたいと望んでいる人が多数いる。そこでその会社は今年、昇給は5%にとどめることにした。

次ページ一方で、実質賃金は15カ月連続のマイナス
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