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国境をついに開放か?北朝鮮の本当の実情は 中朝国境がざわつき始めた

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訪朝したロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣
訪朝したロシア軍事代表団団長のショイグ国防相(写真:アフロ)

中国と北朝鮮を分ける国境の川・鴨緑江。2020年1月下旬、北朝鮮が新型コロナウイルスの流入を防ぐため国境を閉鎖した。それから3年半、川を挟んだ動きがじわじわと出始めている。

今年7月下旬、北朝鮮はショイグ国防相をはじめとするロシア代表団と、李鴻忠・共産党中央政治局委員らの中国代表団を迎え入れた。7月27日は朝鮮戦争休戦日で北朝鮮では「祖国解放戦争勝利記念日」。その祝賀行事への出席が目的だ。金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党総書記はショイグ氏を武器展覧会に案内し、自国製の武器を誇示さえしている。

8月27日には北朝鮮の国家非常防疫司令部が「在外公民の帰国を許可する」と発表した。コロナ禍以降、中国やロシアなどから戻れなかった外交官らの帰国を徐々に認めるということだ。

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