夏に目立つ!スニーカー通勤姿がダサい人の共通点 スラックスとスニーカー選びで大切なこと

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この状況を避けるため、紳士服量販店によっては、ワンタッチでパンツ丈を調整できるスナップボタン付きスラックスまで販売しています。スニーカーに合うビジネスパンツの丈は、「生地が完全に覆いかぶさらず、少し触れる程度」と覚えてください。

スニーカー以上、革靴未満のビジネスシューズ

ビジネスシューズ
スニーカー以上、革靴未満のビジネスシューズ(写真:筆者撮影)

スニーカー通勤の浸透を狙うため、スポーツ庁が実施した「FUN+WALK PROJECT」からおよそ5年が経ちました。通勤用スニーカーのデザインも徐々に変化しています。なかでも「スニーカーの履き心地」と「革靴ライクな見た目」を両立したものが増えていたのです。

この手のビジネスシューズは、これまで野暮ったいと思われてきたウォーキングシューズと呼ばれるカテゴリーに位置していましたが、スニーカー通勤の浸透によって、スタイリッシュな木型のものが増えています。

今後スニーカーのデザインは、休日用と通勤用で、これまで以上に別物に変わっていくことでしょう。だからこそオン・オフ兼用という発想自体が難しくなるはず。「スニーカー」という従来のデザインを鵜吞みにせず、ドレス感を意識した通勤用スニーカーで、全身のバランスを整えてみてください。

森井 良行 ビジネスマンのためのスタイリスト

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もりい よしゆき / Yoshiyuki Morii

その違和感を、言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。

公式サイト「エレカジ」(https://www.elegant-casual.com/cases)では、80件を超えるコーディネート事例を公開。

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