バンコクで「高級ホテルを満喫」旅が今お勧めの訳 夜は「ルーフトップレストラン」で絶景を堪能

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バンコク
タイの人々の日常を体験できる朝市。午前6時から9時頃まで開かれているので早起きして行ってみよう(写真:筆者撮影)

肉や魚、野菜などの生鮮食品を観光客のみなさんが買うことはないでしょうが、タイの人々の生活が体感できます。パクチーやホーリーバジル、レモングラスなど、タイ料理でおなじみの香草のむせ返るような匂いとともにディープなタイを満喫してください。

ちなみに朝市では屋台飯も充実! クイティオ(米粉の麺料理)やカオトム(タイ風お粥)、カオマンガイ(鶏の炊き込み飯)など鼻をくすぐられるかと思いますが、衛生面では不安な点もあるので、避けたほうがいいかもしれません。

LCCの新規路線が続々登場

旅行会社HISが調べた年末年始(2022~2023年)の海外旅行動向では、バンコクは前年に引き続き、都市別予約者数ランキング3位です。

その人気を象徴しているのがLCC(格安航空会社)で、日本-タイ間の新規路線が続々と就航しています。その筆頭が日本航空系のZIPAIR。コロナ禍中の2020年10月からバンコク-成田線をスタートさせています。

タイとベトナムの合弁会社であるタイ・ベトジェトエアも、2022年7月にバンコクと福岡を結ぶ路線を就航。全日空系のPeach Aviation、ピーチ航空はすでにバンコクと沖縄を結む路線を運航していましたが、2022年12月にバンコクと大阪を結ぶ便が加わりました。

そんな増便を受け入れるべく、スワンナプーム国際空港には新ターミナルが作られ、メインターミナルとそれを結ぶモノレールも用意。両方共に今年5月からの利用できる予定です。

最後に、市内の移動方法ですが、悪名高いバンコクの交通渋滞。この数年間でBTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)の既存路線の拡張や新路線の運行開始が進み、市内の移動がコロナ以前よりスムーズになっています。

また、Grabなど配車サービス会社も増えたため、こちらもぼったくりや乗車拒否が多発で評判の悪い一般タクシーを使わず、一定料金で気持ちよく乗ることができます。同様に、ぼったくり被害が多かったタイ名物のトゥクトゥク(三輪タクシー)も、電気自動車を配車アプリで呼べる会社も現れて、明瞭会計に。ちなみにEVトゥクトゥクは乗り合い式です。

さて、最後に新型コロナウイルス関連情報についてです。

日本から直接タイに入国する場合は、新型コロナワクチン接種証明書の提示は不要です(4月5日時点)。マスク着用の義務も撤廃されていますが、欧米を主とした外国人観光客を除くと、ほとんどの人が屋内外でマスクをしています。

コロナ禍を経てリニューアルしたアーバンリゾートシティ、バンコクで、最高のくつろぎ時間をお過ごしください!

梅本 昌男 フリーライター・海外書き人クラブ会員

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うめもと まさお / Umemoto Masao

タイや東南アジア諸国の記事をJAL機内誌などの媒体に書く。単行本『タイとビジネスをするための鉄則55(アルク)』。NHKラジオへの出演や写真ACのモデルの仕事なども行っている。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員

 

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