バンコクで「高級ホテルを満喫」旅が今お勧めの訳 夜は「ルーフトップレストラン」で絶景を堪能

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信心深い人が多いと言われるタイらしいナイトライフもご紹介しましょう。それはパワースポットでの幸運祈願です。

タイにはあまたあるパワースポットのうち最も有名なのは、「何でも願いごとがかなう」とされる「エラワン祠(ほこら)」です。

祠に向かって普通に祈ってもいいのですが、とくに強くお祈りをしたい人たちは、民族音楽家とダンサーたちに「神への奉納の舞」をしてもらうようにお金を払ってお願いしますが、ほとんど途切れることなく、ひっきりなしに舞が続きます。それだけ人気なのです。

近くには、恋愛の神様「トリムルティの祠」もあります。

バンコク
トリムルティの祠は女性参拝客で一杯。神が降臨するとされる木曜はこのにぎわい(写真:筆者撮影)

定番の「寺院」や「水上マーケット」などの観光は、涼しい午前中にすませるのが賢明です。とくに寺院は人出も少なく、うだるほどの暑さではない朝のほうが荘厳さが際立ち、厳粛な気分が味わえます。

古き良きタイを満喫するには?

一方、暑い午後におすすめしたいのが、エアコンの利いたショッピングモール「アイコンサイアム」です。実はここ、ただのショッピンク街ではありません。東洋のベニスと呼ばれた19世紀のバンコクをコンセプトにした「テーマパーク型ショッピングモール」とでも呼ぶべきオシャレ空間なのです。

西洋建築の影響を受け始めた当時の町並みのみならず、館内1階の真ん中にどーんと運河を通して、水上マーケットの様子を再現。その運河には当時から使われていた小舟もディスプレイされていて、当時の「古き良きバンコク」にタイムスリップしたかのような感覚です。

運河の周りには伝統的な一品料理やオヤツから最新のスイーツなどの屋台が囲み、タイ名物の「屋台飯」なども楽しむこともできます。

「タイに来たらやっぱり屋台とか食堂のB級グルメも味わいたい!」という人も多いと思いますが、先ほど書いたようにとくに昼間は屋外の屋台はもちろんエアコンの利いていない食堂も暑いです。でも、こうしたショッピングモールであれば、お値段は少々高めですが、涼しい中、B級グルメを楽しめます。

さらに、アイコンサイアムでは月曜日~木曜日は1日1回、金曜日~日曜日は1日2回、光と音をシンクロさせた噴水ショーを開催。噴水の全長は400メートルで、こちらも圧巻です。

さて最後に紹介するのは決して「観光名所」ではないけれども、タイらしさがたっぷり味わえる場所。地元の人々で賑わう朝市です。バンコク最大のクロントイ市場がお勧めですが、他にも市内のあちらこちらにあるのでホテルのスタッフに近く朝市がどこか聞いてみましょう。

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