フェイスブックの親会社、米メタ・プラットフォームズは今年、大型インターネット株で最高のパフォーマンスが見込まれることが、JPモルガンの投資家調査で明らかになった。昨年は年間ベースで上場以来最大の落ち込みとなっていた。
同調査によれば、回答者の41%が最高のパフォーマンスとなる銘柄はメタだと予想。次いで36%がアマゾン・ドット・コムを挙げた。一方、動画配信サービスのネットフリックスは大型株で最低のパフォーマンスとなる見込みだ。
10日の米株式市場で、メタ株は2.7%高で終了。アマゾンは2.9%高、ネットフリックスは3.9%高で引けた。
3社とも2022年は大幅下落。メタは64%下げ、S&P500種株価指数構成銘柄で年間パフォーマンス下位10社に入った。S&P500種は昨年、19%値下がり。アマゾンは50%安と、年間ベースで2000年以来の大幅な下げ。ネットフリックスは51%安だった。
昨年の落ち込みを受け、「当社のバイサイド調査の回答者は、米インターネットセクターが今年はS&P500種をやや上回るパフォーマンスになると予想している」とJPモルガンのアナリスト、ダグ・アンマス氏は指摘。インターネット株について、回答者の43%が時価総額加重ベースで今年5%余り上昇すると予測。30%は横ばいとみている。S&P500種については、30%が5%余りの値上がり、45%がリターンは横ばいと予想している。
原題:Meta Named Favorite Internet Stock for 2023 in JPMorgan Survey(抜粋)
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著者:Ryan Vlastelica
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