すでに「コロナ後」の段階に入ったエンタメ各界は、どこまで拡大するか。「2023年再予測」特集のスポーツ・カルチャーパートから抜粋。

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キーワードは海外進出

音楽ジャンルの細分化とともにファンの嗜好は多様化した。ジャンルごとの人気アーティストやヒット曲は生まれるものの、そのコミュニティーを超える社会的なヒットがなくなって久しい。
そんなジャンルごとにトレンドが分散化する昨今の音楽シーンだが、2023年のJ-POPという大枠のトレンドはどうなるか。1つのキーワードは海外進出だろう。
2022年の社会的ヒットになった映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌「新時代」が記憶に新しいAdoは、世界中にその歌声を響かせるとともに、名門レーベルのゲフィン・レコードから全米へ本格進出。
ジャニーズ事務所のアイドルグループ・Travis Japanは、アメリカのオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」での準決勝進出などアメリカで実績を残して、名門レーベルのキャピトル・レコードから世界デビューした。また、2022年に日本デビューしたガールズグループ・XGは韓国での活動を先行している。
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