すでに「コロナ後」の段階に入ったエンタメ各界は、どこまで拡大するか。「2023年再予測」特集のスポーツ・カルチャーパートから抜粋。

主人公が乗るバイクがサイクロン号、敵の組織がショッカーなど、往年のファンにもなじみ深い(©石森プロ・東映/2023「シン・仮面ライダー」製作委員会)
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ウクライナ、気候変動、インフレ……。混迷を極める世界はどこへ向かうのか。12月19日発売の『週刊東洋経済』12月24-31日号では「2023年大予測」を特集(アマゾンでの購入はこちら)。世界と日本の政治・経済から、産業・業界、スポーツ・エンタメまで108のテーマについて、今後の展開とベスト・ワーストシナリオを徹底解説する。この記事は本特集内にも収録しています。
ヒットを狙える注目作が数多く公開

『週刊東洋経済 2022年12/24-12/31【新春合併特大号】(2023年大予測 108のテーマで混沌の時代を完全解明!)』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。
2022年の映画業界は『ONE PIECE FILM RED』(興行収入185.4億円)と『劇場版呪術廻戦0』(最終興収138億円。公開初日は2021年末)、『トップガン マーヴェリック』(興収134.6億円)という邦画・洋画の両軸から飛び出したメガヒット作を筆頭に、『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』『キングダム2 遥かなる大地へ』『シン・ウルトラマン』など、年間興収の上位10作品がすべて興収40億円を超えるほどに好調な1年となった。
現在は新海誠監督の『すずめの戸締まり』が順調に客足を伸ばしており、興収100億円超えは確実。2020年、2021年と落ち込んでいた年間総興収もコロナ禍以前の水準に戻ることは間違いない(文中の興収は12月1日の取材時点)。
2023年もヒットを狙える注目作が数多く公開される。まずは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の庵野秀明監督が自らメガホンをとる実写映画『シン・仮面ライダー』が3月に公開。
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