すでに「コロナ後」の段階に入ったエンタメ各界は、どこまで拡大するか。「2023年再予測」特集のスポーツ・カルチャーパートから抜粋。

エゴン・シーレ 『ほおずきの実のある自画像』(エゴン・シーレ《ほおずきの実のある自画像》 1912年 油彩、グワッシュ/板 レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna)
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30年ぶりの開催「エゴン・シーレ展」

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西洋美術で要注目なのは、日本国内では30年ぶりの開催となる「エゴン・シーレ展」(東京都美術館 1月26日〜4月9日)だ。
ウィーンで華々しい活躍を見せながらも28歳で夭折(ようせつ)したエゴン・シーレ(1890〜1918)の残した個性的な人物像は『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦にも大きな影響を与えている。
シーレの名前を知らなくても会場で作品と対峙すれば奇妙な懐かしさを感じるはずだ。
20世紀を代表するフランスの巨匠アンリ・マティス(1869〜1954)の国内では約20年ぶりの大回顧展「マティス展」(東京都美術館 4月27日〜8月20日)も、ファンならずとも見ておきたい。それぞれレオポルド美術館(ウィーン)、ポンピドゥー・センター(パリ)の全面協力により実現する展覧会である。
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