コストコ再販店「下北沢ストックマート」の正体 コストコより割高?コストコは認めてる?
1999年に日本に上陸し、現在国内31倉庫店を展開するコストコ。運営コストを抑えることで高品質商品をできるだけ低価格で提供する会員制の店だが、低価格であることもさることながら、レジャー感覚で利用できることも多くの人の心を捉えているようだ。日本では考えられない大容量の商品や広大な倉庫空間など、まるで外国で買い物をしているかのような非日常感を味わうことができる。会員でないと利用できないことも、仲間を集めて連れだって買い物に行くというイベント感の演出となっている。
ただしこのところ、コストコファンの心理には変化が表れているようだ。
コストコホールセールジャパンによると、数字は公表していないものの、業績・会員数ともに毎年増加傾向にあるという。とくにコロナ禍では買い込み需要の高まりから利用客も増えたようだ。
ただ会員になるには年会費(ゴールドスター4840円、エグゼクティブ・ゴールドスター9900円)が必要なほか、店舗が郊外にあるため自家用車が必須であるなど、コストコのファンであっても会員になりにくい状況があった。
より手軽に利用できる「再販店」
さらに感染防止の観点から2020年4月10日〜2022年10月10日の期間、同伴者制限を行っており、この間、入店できるのは会員の家族1名と18歳未満の子どもに限られていた。会員に購入してもらったものをシェアすればよいわけだが、店舗に行けないのならコストコ体験の魅力は大きく減じてしまう。
一方、そんな会員以外のコストコファンの心を捉えるサービスが表れるようになった。
コストコで販売されている商品を購入して転売する「コストコ再販店」だ。コロナ禍を背景にハードルが高くなったコストコ本店ではなく、より手軽な再販店を利用する客が増えているようなのだ。
ネットで検索するとコストコ商品を扱う店は各地にできているほか、ネットで注文すれば配達してくれるサービスなども発見できた。
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