玉川徹“様子見復帰"に強烈な不信募る3つの訳 演出の言及なくテレ朝は個人に責任を負わせたまま

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

番組やこの騒動を見てきた人ほど、「会社に属している一社員がこれ以上、矢面に立って社会的制裁を受け続けるのはさすがに行きすぎ」「このまま追い込んでしまうと悲しい事態にも発展しかねない」などと冷静に判断する人々の声が目立ちます。

これは単に個人を守ろうとしているのではなく、「論点はそこではない」とみているから。玉川さんの進退ではなく、「電通や菅前総理大臣に謝っただけで、肝心なことにふれていないこと」を問題視しているのです。それを裏付けているのは、玉川さんの本格復帰を願い、応援していた人々の中にも、「肝心なことにふれていない」などと指摘する声が多かったこと。玉川さんに出演してほしい人々にとっても、「真相を知りたい」「はっきりと言ってほしかった」という思いがあるのでしょう。

では、人々はどんな「真相を知りたかった」のか。

関連記事のトップクラスにあげられ、多くの「そう思う」ボタンが押されたコメントをいくつかピックアップしてみましょう。

「政治的な意図と演出」は言及なし

「番組制作やその中での発言が政治的意図に基づいている事、しかもそれを悟らせない様に気を付けながら行われている事、そこが重大な問題でそれを玉川氏やテレビ朝日は日常的に行なっている事を自ら打ち明けたのですが、それに関する説明や釈明はテレビ朝日からも玉川氏ご本人からもありませんね。そこについて納得のいく説明が無い限り今後は玉川氏の発言もテレビ朝日が制作、放送する全ての番組も政治的意図に基づいているという前提で見なくてはなりません」
「この話視聴者からすれば、国葬義に電通の関係が有無だったかなんて、正直どうでもいい。問題は、テレビ製作側が番組を『政治的意図を匂わないように製作・演出でするもの』だと発言したこと。国民の財産である公共の電波を免許で使っている以上、虚偽がなく、政治的に中立、対立する意見を出来るだけ両方提示するのが放送法で示されてるメディアの責任。テレ朝は、放送メディアとして反省してない」
「完全に電通発言だけを問題にして、また情報操作してる。テレビ局による情報操作問題は無かったことにしているのが恐ろしい。羽鳥さんもテレ朝もこの件には全く触れないで謝罪しているので、本当に反省してるとは思えない」
「謹慎発表時、羽鳥さんからも説明が必要であると発言があったので、期待してた面はあるんですが、結局はいつものテレビ局の無責任かつ甘い対応でしたね。他人には説明責任を求めて弁明後も答えになってない、甘いなどと批判しておきながら自分達は果たさない」
次ページそれぞれが問題視しているのは9月28日放送での発言
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事