評価項目の各部門トップは、人材活用が三菱UFJフィナンシャル・グループ。女性の育児休業取得率99.0%など女性が働きやすい環境であることを示す指標は多い。男性も取得率100%を目指し取り組んでいる。「インクルージョン&ダイバーシティ」を掲げ、多様な価値観が尊重される職場づくりも進めている。すでに女性管理職21.8%(724人)と高い水準。さらに外国人管理職も756人存在する。多様性ある職場創出が実現しつつあるようだ。
環境はトヨタ自動車とJ.フロント リテイリングの2社。トヨタは中部電力などと「トヨタグリーンエナジー」を設立し、再生可能エネルギー事業に参入。グループ会社へのクリーン電力の供給を目指す。J.フロントは、2021年3月に衣服のサブスクリプション事業「アナザーアドレス」を開始。アパレルの大量廃棄問題の解決を新業態で挑戦している。
企業統治+社会性は昨年に続きオムロンがトップ。コロナ禍ながら、ボランティア休暇の利用者は年間4828人と高い水準を維持。新型コロナ関連の寄付や自社製品・人材提供を国内外で実施するなど、社会課題の解決に取り組んでいる。
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