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統一教会教祖は「現金を持ってくる人間を重宝」 韓国本部が日本を「経済部隊」と呼んだ真因

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「資金調達と信者獲得を同時に満たす宣教方法」。こんな統一教会教祖の指示を受けて生み出されたのが霊感商法だった。

北海道大学大学院教授 櫻井義秀
櫻井義秀(さくらい・よしひで)/北海道大学大学院教授。1961年山形県生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程中退。共著『統一教会 日本宣教の戦略と韓日祝福』で統一教会の全体像を描く。

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世界平和統一家庭連合(旧統一教会。以下、統一教会)のグローバルな宣教活動資金のほとんどは日本で調達されてきた。

日本の統一教会の経済活動の萌芽は1960年代、「献身」する青年信者たちが廃品回収や花売りなどの物販をしていたことに始まる。献身とは、無給に近い待遇で活動することだ。

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