ジョニー・デップ「既婚者との恋」が応援される訳 日本とアメリカで根本的に違う大人の恋愛観
元妻アンバー・ハードを相手にした名誉毀損裁判に勝って以来、ジョニー・デップは新しい人生を謳歌している。ミュージシャンとしての活動も順調なら、ディオールとの広告契約も更新。フランスで映画のロケも行い、久々の監督作プロジェクトも進行中だ。
そんな中、彼が新たな恋をエンジョイしていることが発覚した。お相手は、デップが2018年にイギリスのタブロイド『The Sun』を名誉毀損で訴えた際に雇った弁護士ジョエル・リッチ。
彼女は、今年4月から6週間にわたって行われたヴァージニア州の裁判に、デップの弁護士としてではなく、心の支えとして、何度か裁判所に同伴している。当時は誰もこの女性とデップの関係を疑っていなかったが(それどころか、その頃、デップはこの裁判で大活躍したデップの弁護士カミーユ・ヴァスケスと恋仲なのではなどという憶測が出ていた)、あらためて写真を見ていくと、たしかにあちこちにリッチの姿がある。
新恋人は子持ちの既婚者
まさかこんなところにデップの新恋人がいたとはびっくりだが、もうひとつ意外だったのは、リッチが既婚者で、子供もふたりいるという事実だ。にもかかわらず、海を超えて、弁護士としてではなく恋人として、夫ではない男の裁判に付き添ったとあれば、日本だったら猛烈に非難されることだろう。
しかし、いつものことながら、セレブの不倫を叩く文化のないアメリカでは、今回も報道は淡々としている。リッチがデップの弁護をしたのは過去のことであり、今はもう弁護士とクライアントの関係にないこと、そしてリッチと夫の関係が崩壊していることがはっきり伝えられたので、批判する理由がないのだ。
これがもし現在もデップの弁護士を務めているのだったなら、職業上の倫理に問題があるとされる。実際、デップとの仲を疑われた時、(現在デップの弁護士である)ヴァスケスが一番怒ったのも、この点だった。
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