9つの意図はほぼ正確「猫語翻訳アプリ」の本気度 「にゃー」にも色々な意味が込められている

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猫、ネコ
猫の鳴き声を”翻訳”するアプリ「にゃんトーク」はどれほど正確なのだろうか(写真:tojiko/PIXTA)

私の猫は、正真正銘のおしゃべりだ。腹が空いたときや、満腹のとき。抱き上げて欲しいときや、下ろして欲しいとき。私が部屋を出るときや、入るとき。時には何の理由もなくモモはニャーと鳴くこともある。

しかし、猫であるがゆえに非協力的でもある。だから、モモの鳴き声をわかりやすい言葉に変換してくれるという携帯アプリ「MeowTalk(にゃんトーク)」をダウンロードした途端、モモはすぐに口を閉ざしてしまった。2日間、私はモモの鳴き声を聞き出そうとしたのだが、失敗続きだった。

食事を食べている時に持ち上げたら…

3日目、仕方なく最終手段として、モモが夢中で夕食をむさぼっているときに、モモを抱き上げることにした。 間違いなく抗議の鳴き声を出すことを期待して。思ったとおりに、モモは抗議の声を出した。アプリはモモの音声を処理し、広告を再生した後、翻訳を行った。「私は幸せ!」

これに対しては疑わしく感じた。だが、1週間ほどして4日間の旅行から帰ってきたときには、にゃんトークはより正確に感じられる翻訳をしてくれた。私を見て、モモはニャーと鳴き、ゴロゴロと喉を鳴らした。それに対してアプリは、「会えてうれしい」と翻訳したのだ。そして続けて、「休ませて」と(プレミアムアカウントにアップグレードしてからは、広告はなくなった)。

にゃんトークは、動物のコミュニケーションを理解するために、機械学習アルゴリズムという新たな知性を導入することへの関心の高まりの産物だ。このアイデアは、それほど突飛なものではない。例えば、大規模なデータセットからパターンを抽出することができる機械学習システムは、齧歯類が喜んでいるときに出す鳴き声と、苦痛を感じているときに出す鳴き声を区別することができる。

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