現在判明している感染経路は、サル痘ウイルスを持っているおそれのある動物や人との接触だ。飛沫のほか、血液や体液、そして衣服や寝具に触れることで感染する可能性もある。感染者との直接接触がない限り感染リスクは低いとみられるが、森川教授は「この状況が続くと、人から人へ感染しやすいウイルスに変異する可能性がある」とみる。

実際、症例には変化が見え始めている。
WHOの報告では、今年報告されたサル痘患者に、従来と異なる症状が確認された。サル痘の潜伏期間は平均12日で、感染するとまず、発熱や頭痛などの症状が現れるとされてきた。それが今回流行しているサル痘では、発熱や悪寒などがなく、突然発疹が出るケースも見られるという。
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