驚愕の出席ゼロも!取締役会出席率ランキング ガバナンス意識が高まる中、再任議案にNOも
ナベツネは2年連続で出席率ゼロ
社内取締役のワースト1位は、ナベツネこと渡辺恒雄氏。日本テレビホールディングスの全7回の取締役会で出席は一度もなかった。同氏の取締役会への出席ゼロは2年連続となる。この1年の欠席については、ケガ療養等のためだという。
前年度の出席率が低かった取締役の再任を提案することについて、会社側は「新聞社経営者・言論人としての観点から当社の事業全般について適切な助言等をいただいており、引き続き取締役として再任が相応しいと考えています」と回答した。
監査役のワースト1位、森尾電機の堀勝彦氏もやはり常連だ。前回集計時の出席率は35.7%だったため若干の改善だが、開催された取締役会のうち半分以上を欠席している。倉元製作所の北井徹氏も同様で、前回は50%だったのが今回は52.6%と若干の改善にとどまった。
【2022年6月23日14時10分追記】初出時、北井徹氏が社外監査役を務める社名に誤りがあったので、修正しました。
監査役の多くが4年任期のため、出席率が低くても、再任議案への賛成率という形で株主からの賛否を突きつけられる機会が少ない。だからといって低い出席率を放置していいわけではない。
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