当事者意識なければ変わらない、教職員の働き方改革「対話の場」が必要な訳 学校専門で業務改善支援する先生の幸せ研究所
私自身が「自助」をできるようになったのは、次のような考え方に出合ったことがきっかけです。「職場と自宅以外にも自分を支える柱があると、どれかがしんどくても立っていられる。人脈が増えると、アイデアも増える」。初めは半信半疑でしたが、どうにかこうにか時間を捻出して外と触れ合ってみると、それが本当だと実感しました。月に1回でもいいので、教員サークルや異業種交流で自分を広げてみてください。少しゆっくりできる夏休みはチャンスです。
また、休日、1時間でも余裕があれば、ちょっと気になるオンラインセミナーに参加してみることもお勧めします。「耳だけ参加」でも“外の世界”を知り、緩やかなつながりをつくることができます。一歩学校外と触れ合うことで、明日からの活力、肩の力が抜ける考え方、すぐに使えるアイデアやタイムマネジメント術に出合える可能性があります。

澤田真由美(さわだ・まゆみ)
「先生の幸せ研究所」代表、学校専門ワーク・ライフ・バランスコンサルタント
1981年生まれ。 青山学院大学卒業後、東京都と大阪府の小学校教員として勤務。教師として悩みぬいた自身の経験から、幸せな先生・大人を増やしたいと、2015年4月に独立し「先生の幸せ研究所」を設立。学校専門ワーク・ライフ・バランスコンサルタントとして、全国の学校や教育委員会で働き方改革と組織開発をサポートしている。校内コンサルタント養成講座なども開催。私生活では一児の母。著書に『「幸せ先生」×「お疲れ先生」の習慣』(明治図書)、『人生が変わる!先生のための仕事革命ワークブック』(学陽書房)、『仕事もプライベートもうまくいく「幸せ先生」のダンドリ術』(明治図書)など
「先生の幸せ研究所」代表、学校専門ワーク・ライフ・バランスコンサルタント
1981年生まれ。 青山学院大学卒業後、東京都と大阪府の小学校教員として勤務。教師として悩みぬいた自身の経験から、幸せな先生・大人を増やしたいと、2015年4月に独立し「先生の幸せ研究所」を設立。学校専門ワーク・ライフ・バランスコンサルタントとして、全国の学校や教育委員会で働き方改革と組織開発をサポートしている。校内コンサルタント養成講座なども開催。私生活では一児の母。著書に『「幸せ先生」×「お疲れ先生」の習慣』(明治図書)、『人生が変わる!先生のための仕事革命ワークブック』(学陽書房)、『仕事もプライベートもうまくいく「幸せ先生」のダンドリ術』(明治図書)など
(注記のない写真:澤田氏提供)
東洋経済education×ICTでは、小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。
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