感染再拡大により経済が停滞する中国では、雇用の確保が大きな課題となっている。『財新周刊』5月23日号では、具体的な対策について論じている。
雇用の安定化は、厳しい難題に直面している。5月18日に李克強首相は、雲南省で座談会を開いた。そこで、経済の安定成長や、雇用の安定化などの、さらなる施策を検討した。
この2日前に中国国家統計局が公開したデータによると、4月の失業率は3月から0.3ポイント上昇し、6.1%に達した。これは2020年3月以来の過去最高記録である。そのうち16〜24歳の失業率も過去最高の18.2%で、欧米の失業率を大きく上回った。
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