eラーニング(e-learning)を学校教育の中で使用するメリットとは?

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制作方法
教材には、スライド(静止画)、動画、動的コンテンツといった種類があります。動的コンテンツにおいては、プログラミングなどのスキルも求められやすいため、ここでは誰にでも制作しやすいスライドと動画を取り上げます。

スライドは、Microsoft Officeソフトのプレゼンテーションツールで制作します。プレゼンテーションツールには録音機能が備わっているものも多いため、音声入りのスライドを提供できます。

動画は、背景に映すものによって準備環境が異なります。

また、撮影した動画を編集する場合、動画編集ソフトウェアが必要となります。動画編集ソフトウェアは、WindowsやmacOSに標準搭載されているもののほか、無償・有償のソフトウェアも利用できます。標準搭載されているソフトウェアは機能がシンプルなため、まずは標準搭載のソフトウェアを試してみるとよいでしょう。

テスト制作
基本的には、プリントのテストを制作するのと同様に考えます。

LMSでは自動採点の仕組みが備わっているため、テストの設問も選択式にすれば自動採点できます。記述式の設問を出す場合、テストとは別に課題として提出を求めるのもよいでしょう。

まとめ

記載してきたとおり、近年eラーニングは普及が進み、提供されているコンテンツが多い一方で自作も可能です。生徒側・教師側のメリットとデメリットをよく理解し、教育の現場で活用していきましょう。

 
奥地大容 株式会社まなび梯代表

2009年、株式会社富士通ラーニングメディアに入社。子ども向けプログラミングスクールの企画、教材開発、講師を務める。2020年、株式会社まなび梯を設立。プログラミングを含めた子ども向け学習イベントを定期開催するほか、プログラミングスクールのアドバイザーとしても活動中

(写真:Getty Images)

執筆:奥地大容
制作:東洋経済education × ICT編集部

東洋経済education × ICT

小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。

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