有料会員限定

正月休みに考えたい「資産運用・活用」の長期戦略 資産運用・活用

✎ 1〜 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
自分の資産をどうしていくか、2022年だけでなく長期的な視点で考えることが重要だ(PIXTA)

特集「寅年相場は「虎視眈々」が吉」の他の記事を読む

米国でのテーパリング開始、日本における企業物価の上昇、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」の拡大など資産運用の外部環境が読みにくくなっている。とくに金利の変動は、資産運用のパフォーマンスに大きく影響するだけに、「まずは様子を見よう」との思惑も働くだろう。

しかし、機動的に動くことよりもじっくりと腰を落ち着けて資産運用と向き合える個人投資家は、このときこそ20〜30年のスパンで考える長期投資を念頭に置くべきだ。中でもすでに資産運用を行う40〜50代は、慌ててはいけない。そこで長期投資で何を気にかけておくべきかを、3つの視座からまとめた。仕事に忙殺されない年末年始にこそ、落ち着いて定年後を見据えた資産運用を考えてほしい。

定年後も資産運用

1「資産運用は定年まで」と想定してはいけない

50歳前後になると、定年までの年数が気にかかるだろう。資産形成をしていない人は「今から長期投資は……」と腰が引けているのではないか。資産運用をしている人も、「定年時にリーマンショックのような相場急落があったらどうしよう」と気をもむかもしれない。しかしどちらも資産運用をもっと長い期間で考えてほしい。

関連記事
トピックボードAD