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「高利回り&PER割安」銘柄100 配当が多いのに評価が低い

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海運はコンテナ運賃値上がりで好業績期待あり(撮影:風間仁一郎)

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配当利回り(株価に対する配当の割合)が2%以上と高く、しかもPER(株価収益率)が低い銘柄を抽出したランキングだ。PERとは、Price Earnings Ratioの略で、株価を1株当たり純利益で割った値。低いほど割安といえ、足元ではおおむね15倍が上場企業の平均値となっている。12月3日の株価と『会社四季報』の来期予想純利益をベースに算出した来期予想PERの低い順に並べた。

海運に妙味

1位は川崎汽船(9107)、2位が商船三井(9104)、3位が日本郵船(9101)と海運大手3社がトップ3を占めた。

コロナ禍からの経済再開で荷動きが活発化し、海上輸送の需給が逼迫している。さらに米国の西海岸などでは、港湾労働者が不足し荷さばきに時間がかかるといった事態も生じている。そうした影響でコンテナ船の運賃が急上昇し、その恩恵が海運各社の業績にもたらされている。

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