業務用から移管した家庭用の月間配送枠
減少した店舗からの業務用配送をすべてセンターに集約、空いた月間10万件の配送枠を家庭用に。従来比で倍増となる。
──10月末に東京や大阪で飲食店への時短要請が解除されましたが、酒類販売に影響はありますか。
時間制限などが解除され、飲食店はフルで営業できるようになったが、酒の売り上げは大きく戻ったわけではない。夜8時までの時短営業をしていた週から1割増。コロナ禍前の19年と比べると、2割から3割減の状態だ。
この理由はまず、休業中に離れた従業員が戻らず、再開できない飲食店が多くあること。もう1つは、深夜の客が戻ってきていないこと。夜遅くまで開けていても来客がないので、早めに閉めているところも多い。在宅勤務が浸透したうえ、まだ感染リスクがあり、企業も大手を振って飲み会などをしたりはしないだろう。
これまで協力金をもらって休業していた飲食店が、再開したところで客が戻ってこないという感覚を持ち始めている。年明けから飲食店淘汰の本番になる。




















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