大株主同士の買収合戦が繰り広げられている関西スーパー。買収のキーマンでもあるH2Oの副社長が取材に応じ、オーケー側の誤解や、経営統合案可決への勝算について語った。
オーケー側に事実誤認ある
――買収提案に関し、オーケー側が積極的にメディアを通じて意図を発信してきた一方、経営統合を発表したH2Oと関西スーパーはこれまで個別取材に応じてきませんでした。このタイミングで取材に応じた理由は何ですか。
関西スーパーが株主総会の招集通知(10月14日付)を出すタイミングで、(関西スーパーの株主やメディアに)ご説明したいともともと計画していた。
――議決権を行使できる株主を確定する、総会の基準日(9月15日)より前に説明する手もあったはずです。
それはちょっと、まだ基準日の段階ではいろんなことが整っている、整っていないという状態でもあり、踏み込めなかった。もう少し説明をしてきたほうが、一部でいろいろな誤解を招かなかった面はあるかもしれない。
――誤解とはどういう点ですか。
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