有料会員限定

コロナで変わった政治観 アメリカ国民は何を思う?

印刷
A
A

2016年のトランプ勝利に貢献したのは特定の支持政党がない無党派層だ。 今回の選挙でも、彼らの投票行動が勝敗のカギを握る。

数々のスキャンダルにまみれながらも無傷だった「テフロン大統領」ことトランプ大統領が、コロナ禍に泣いている。

米ギャラップ社によれば、8月の時点で米国の現状に満足している国民は13%。1992年に1期で敗れ、史上最低を記録した故ブッシュ元大統領の22%を下回る。米国が直面している最重要課題を新型コロナウイルス・病気と考える人が35%と最多で、政府・指導力不足が22%と続く。

「民主党は、トランプたたきと無党派層獲得の格好の材料を手にした」と、米ロヨラ・メリーマウント大学・グローバル政策研究所所長で政治学者のマイケル・ジェノビース教授は話す。

ロサンゼルスのロヨラ・メリーマウント大学・グローバル政策研究所所長、マイケル・ジェノビース教授

特集「アメリカの新常識」の他の記事を読む

『How Trump Governs』(『トランプはどのように統治しているのか』未邦訳)の著者でもある同氏曰(いわ)く、「政府は一貫したコロナ対策を打ち出さず、州任せにし、責任逃れを図っている」。

「パンデミックは大統領選の最も重要な要素だ」と語るのは、米世論調査会社、ランガーリサーチ・アソシエイツのゲイリー・ランガー社長だ。同氏は約20年間、米ABCニュース世論調査部部長を務め、10年前に独立。以来、ABCニュース・ワシントン・ポスト紙共同世論調査など、種々の調査を手がけている。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
トヨタ国内販売幹部が交代、増える受注残に危機感
トヨタ国内販売幹部が交代、増える受注残に危機感
パナソニック「指定価格」導入に揺れる家電量販店
パナソニック「指定価格」導入に揺れる家電量販店
ニトリ、家具の王者が「家電攻略」に動き出す必然
ニトリ、家具の王者が「家電攻略」に動き出す必然
「カップ麺の牛乳戻し」、子どもの食生活が危機的だ
「カップ麺の牛乳戻し」、子どもの食生活が危機的だ
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
アメリカの新常識
映画・ドキュメンタリーで学ぶ
なぜ「国民皆保険」は難しい?
異色のVCが目指すもの/バックステージ・キャピタル創業者 アーラン・ハミルトン
「ここから出て行け、国に帰れ」
Part4 分断社会の行方
IT、自動車、食糧…
民主党政権なら規制強化も
まだ譲らないが長期低落傾向
Part3 米国経済のニューノーマル
米中どちらと共に歩む?
北朝鮮、中国との関係に縛られる韓国
佐藤 優 が解説|中東、中国…変わる外交のリアリズム
インタビュー/米ジョンズ・ホプキンス大学教授 ケント・カルダー
Part2 混迷する外交
投票日はなぜ火曜?
インタビュー/米アメリカン大学教授 アラン・リットマン
アメリカ国民は何を思う?
インタビュー/日本総合研究所会長 寺島実郎
Part1 異例ずくめの大統領選挙
アメリカの新常識
「バイデン勝利」で何が変わるか?
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内