プロのスキルを半年で習得するため悪戦苦闘。少し光が見えてきた。
真っ暗なトンネルに迷い込み、いくら懐中電灯を灯しても明るくならない。もう逃げ出したい──。プログラミング学習を始めて1カ月後の状態はまさにそんな感じだった。
小誌の副編集長である私(41)は、2019年11月からプログラミングを学習中だ。きっかけは1年前。社内で新メディアの立ち上げを検討した際、プログラミングを含むWebサービスの知識の必要性を実感したことにある。経済情報をより多くの人に届けるには、デジタルの知識が不可欠と考え、編集長に直談判。背中を押され、デジタルハリウッドが運営する、週末に通えるスクール「ジーズアカデミー」に入学した。
1文字間違ってもダメ
同校の特徴は、プログラミングを学ぶだけでなく、アウトプット重視でどんどん作品を作っていくことにある。自力でオリジナルサービスを作れるプロのエンジニアのスキルが、半年で習得できるという触れ込みだ。
カリキュラムを見ると、4週目には「LINE風アプリ」を作れるようになる、とある。期待を抱いて通い始めたが、冷静に考えれば、プロのスキルが短期間で「簡単に」身に付くはずがない。1週目から過酷な現実が待っていた。
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読み頂けます。
東洋経済ID 会員特典
東洋経済IDにご登録いただくと、無料会員限定記事を閲覧できるほか、記事のブックマークや著者フォロー機能、キャンペーン応募などの会員限定機能や特典をご利用いただけます。
東洋経済IDについての詳細はこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら