時流に乗って学ぶ人が急増。その一端を体験してみよう。
さまざまな分野で普及しつつあるAI(人工知能)。その開発に使われるプログラミング言語として、学ぶ人が急増しているのが「Python(パイソン)」だ。人気の理由は、AI向けの「ライブラリ」が充実していることにある。
プログラミング言語には、複数のコードで書かれた高度な処理を1行のコードで実行できる「関数」が準備されている。例えば、パイソンのthumbnailという関数は、指定した大きさに画像データをリサイズしてくれる。リサイズの複雑なコードを一から何行も書く必要がない。
複数の関数を画像処理向け、機械学習向けといったカテゴリー別にまとめたものがライブラリだ。パイソンは最先端のAI向けが豊富で、データ分析や統計などで多用される演算も得意。文法がシンプルでわかりやすく、より少ない記述量で書ける特長もある。
ここではパイソンの世界の一端を体験してもらうため、写真をリサイズするサンプルソフトを紹介する。デジタルカメラなどで撮影した写真はサイズが大きく、ブログやSNS(交流サイト)などに載せる際に小さくリサイズする機会は多い。その作業を自動化するプログラムである。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら