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国境を取っ払って子どもを育てましょう SDGs|Interview|歌手 MISIA

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ミーシャ 長崎県出身。社会貢献活動にも積極的で、音楽とアートでよりよい社会の構築を目指す一般財団法人mudefの理事としてアフリカの教育支援に尽力。アフリカ開発会議の名誉大使を2度務める。(SANTIN AKI)

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Jポップ最高峰のディーバ(歌姫)として知られる、MISIAさん。音楽活動と並行して、社会貢献活動にも取り組んでいる。とくにアフリカへの思いは強い。本人がその理由を明かす。

──どうしてアフリカだったのでしょうか。

2007年に初めてケニアに行きました。貧困問題をこの目で見たかった。エイズ撲滅活動などにも参加して、「自分は何ができるのか」と考えていましたが、リアルなものが見えてこない。そのとき、ちょうどU2のボノさんとお会いする機会があって、「アフリカに行ったことがないなら、行ってみたらどう? 僕は何度も行ってるよ」と。その言葉に背中を押されました。考えてみれば、自分の好きな音楽はソウルミュージックで、そのルーツはアフリカですから。

──自分の目で見たアフリカは?

貧困に関連して、飢餓、伝染病、どうしようもない天災などを想像していた。でも実際はそれだけではなく、問題は貧困を生み出す社会システムだと思いました。そのシステムの内側でも問題が複雑に絡み合っている。

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