個人の旅行記や口コミを載せる旅サイトを中国人は参考にする。
京成電鉄本線の京成小岩駅。筆者の自宅の最寄り駅に、スーツケースを引く中国人旅行者の姿が1年ほど前から目立つようになった。成田国際空港、羽田空港のどちらにも約1時間でアクセスできる便利な立地とはいえ、日本人にすらそこまで知られていないこの場所になぜ集まるのだろう。不思議に思って話しかけてみると、「旅行攻略サイトにお薦めの民泊地って載ってたからね。そのアドバイスに従っただけ」との答えが返ってきた。
また先日、中国の友人からこんな連絡があった。「今度、東京に行くんだけど、食品サンプル製作の体験をしてみたいんだ。一緒に参加しない? 旅行攻略サイトに載ってたんだけど、めちゃくちゃ面白そうだ」。
と、こんな具合に訪日中国人から「旅行攻略サイト」なるものの話を聞く機会が増えてきた。旅行攻略サイトとは「個人旅行客向けの旅行情報および旅行記を掲載する口コミサイト」で、馬蜂窩(マーフォンウォー)、去哪儿(チューナー)、窮游網(チョンヨーワン)が代表格だ。
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