いつの間にかゲーム屋、それもなんか面白い--南場智子 ディー・エヌ・エー社長[上]

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いつの間にかゲーム屋、それもなんか面白い--南場智子 ディー・エヌ・エー社長[上]

西新宿の高層ビル最上階二ホールをぶち抜いて、ディー・エヌ・エーの就職説明会が始まった。緊張でこわばった空気を、司会者の威勢のいい開会宣言が突き破る。

その瞬間、後ろのほうから小気味いい声が飛んできた。「おいっす!」。ブーツに花柄ワンピース姿の南場智子である。最後列に荷物を下ろすと、早足でつかつか前へ歩み出た。「こんちはー。お集まりいただき、あざーす」。そこから2時間弱、南場の独演会が始まった。

「どんなにデカくなってもディー・エヌ・エーは成長を好むチーム。右肩上がりが大好きであります」

「2014年までにビヨンド・グーグル! あ、失笑? でもインターネットの世界で日本の会社は一つも1位になってない。ねえ、悔しくない、みんな。ディー・エヌ・エーがピカピカの成功事例を作る」

マイク片手に聴衆の間を歩き回り、時にちゃかして笑いを取る。

「私の一番のCSRは、ディー・エヌ・エーを成功させて、世界一になることと思ってる」

聴衆から「創業期はどうでした」と質問が出た。「4年間、赤字ぶっこきまくってた」。マイクを握ったまま、質問者の真ん前に行くと、射抜くように相手の目を見据えた。

「七転八倒、のた打ち回った揚げ句の成功体験で、人は成長する。それが、私自身が感じたこと。人の成長が組織の成長なんだよ」

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