健康寿命を延ばすには、何より病気にならないことが一番。では病気と食事とにはどんな因果関係があるのか。本稿ではその基礎知識をおさらいし、継続しやすい食習慣を紹介する。
厚生労働省の調査によれば、多くの世代で、病気の死因の1位は悪性新生物(がん)。それに心臓病や脳卒中が続く。がんには種類が複数あり、予防が可能ながんと、そうでないがんとがある。上図のような菌・ウイルス感染によるがんにはワクチン接種で予防できるものもある。それ以外は検診による早期発見が頼りだ。
さらに、過剰な喫煙や飲酒が招くのが肺がんや肝臓がん。過食や運動不足が引き起こすのが、心臓病や脳卒中、腎臓病などである。
心臓病は50代後半以降に多く見られるが、30代でも発症する。わかりやすくいえば、血管が詰まって心臓に酸素や栄養が行き渡らなくなり、治療が遅れると心臓が止まって死につながる病気だ。血管の詰まり具合によって狭心症や心筋梗塞に病状が分かれる。
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