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なぜ残業はなくならないのか 長時間労働を許す日本的企業風土

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付き合い残業は減らすべきだが、より構造的な問題がある(イラスト:門川洋子)

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リクルートやバンダイを経て大学講師を務める働き方評論家、常見陽平氏が日本人の残業をめぐる常識・非常識を斬る!

Q  なぜ日本人は残業をするのでしょうか。

A  常識と感情をうまく手放して考えなくてはならない。仕事の絶対量および任せ方、人手不足の問題が絡み合っているからだ。

厚生労働省の調査では、残業が必要な理由について企業側の回答は「顧客(消費者)からの不規則な要望に対応する必要がある」が最も多く、「業務量が多い」「仕事の繁閑の差が大きい」が続く。

一方、労働者側は「人員が足りない(仕事量が多い)」「予定外の仕事が突発的に発生する」「業務の繁閑の差が激しい」が上位だ。順位や表現の違いはあるものの、トップ3は同様だ。

Q  長い会議やダラダラ残業も原因なのでは。

A  感覚と実態は違う。これこそ、常識や感情にとらわれた考え方である。前出の調査において、関連する選択肢を選んだのは、複数回答でも10%以下だった。

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