『江部康二の糖質制限革命』を書いた江部康二氏に聞く 医療費削減や健康寿命 産業界に革命が起きる

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コンビニからファミレス、外食チェーンに食品メーカー等々、爆発的な拡大を見せる「糖質制限食」市場。2005年、日本で初めて糖質制限食を紹介した第一人者である著者が、現時点で確認されている糖質制限食の幅広い効果、誤解や疑問に対する回答をQ&A方式で解説、今後の展望にも触れた集大成の書。

江部康二の糖質制限革命
江部康二の糖質制限革命(東洋経済新報社/192ページ)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

──長年、カロリー制限だけを頼りにダイエットを志してきた身には、天地が引っくり返りそうです。

ダイエットに関するカロリー制限説はもう古いし、理論的に根本から間違っており破綻してる。だから無意味。基本的に糖質摂取量だけ気にすればいい。糖質制限食の場合、腹いっぱい満足するまで食べても、自然に適切なカロリーになるという明確なエビデンスがある。悪者視されてきたバターや油は善だし、動物性脂肪が危険という常識も完全に覆された。カロリー制限で1日1200キロカロリーとかひもじい思いして、3度の食事で150グラム程度の軽めのご飯食べれば1日3回血糖値がハネ上がる。それを5年10年続けていいことがあるか。絶対にないやろ。カロリー制限食は糖尿病合併症製造食。

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