まだ割安か? 好業績期待の優良株100
株式投資の理想は「安値で買って、高値で売る」こと。いくら優良な銘柄であっても、買い時を間違えたら、短期間でさらなる値上がり益を期待するのは難しい。投資しようとしている銘柄の今の株価水準が割安と言えるかどうか、しっかり見極めることが必要だ。ここでは、その判断に役立つ代表的な株価指標を解説する。
一つ目の指標はPER(株価収益率、Price Earnings Ratio)。株価を1株当たりの最終利益で割ったもので、今の株価が1株利益の何倍まで買われているかを示す指標だ。株価は今後の業績を見越しながら動くため、通常は今期見通しを前提とした予想1株利益の値を使って算出する。
PERは利益予想で割安、割高を判断
たとえば、株価が3250円で、今期の予想1株利益が220円の企業があったとする。予想PERは「株価(3250円)÷予想1株利益(220円)」で約14.8倍。ざっくり言うと、この企業の場合、株価は今後14.8年分の利益をすでに織り込んでいる計算になる。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら