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日本市場、苦戦の真因 利用者数に停滞感

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  人材積極採用で巻き返し狙う 
13年に移転した東京・港区にあるフェイスブック ジャパンが入るビル。積極的に人材を採用している

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スナップチャットの存在を背後に感じながらも、世界的に利用者数を伸ばし続けるフェイスブック。日本には2008年5月に上陸し、月間利用者は2500万人(15年12月時点)に達する。

マーク・ザッカーバーグ創業者兼CEO(最高経営責任者)自身、日本に対する関心は高い。公式には過去3回来日し、うち2回は当時の首相と会談した。シェリル・サンドバーグCOO(最高執行責任者)やクリス・コックスCPO(最高製品責任者)も来日を果たしている。

業容拡大に伴い、10年に設立した日本法人の社員も増えている。オフィスは2度移転し、現在は東京・港区のアークヒルズ仙石山森タワー30階に入居している。社員数は公開していないが数百人規模とみられ、14年から15年にかけて倍増した。「現在のビルの中でも増床を繰り返しており、人材はかなり積極的に採用している」(フェイスブック ジャパンの長谷川晋代表取締役)。

日本法人のトップはこの間、2回交代している。楽天の幹部だった長谷川氏は15年10月から現職である(沿革は図表1参照)。

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