Part1 東武鉄道に“直撃”
関東の大手私鉄では最長の路線網を持つ東武鉄道は、2012年のスカイツリー開業を契機に企業イメージが大きく変わりました。最近では新型車両も続々と開発中。その元気の秘密を同社鉄道事業本部の高野寿久・計画管理部長にお聞きしました。
──通勤電車や特急など新型車両が続々登場しますね。これまでの東武鉄道のイメージをガラリと変える車両たちに驚きました。ズバリ、開発コンセプトはどのようなものでしょうか。まず、通勤電車から教えてください。
今走っている電車で最も新しいのは、13年から東武アーバンパークラインを走る60000系です。当社初のLED照明を採用し、車体にアルミ合金を使っているので、従来の8000系と比べ消費電力を40%削減できます。
16~19年度には東京メトロ日比谷線・東武スカイツリーラインの相互直通運転車両として70000系を投入します。これは東京メトロさんとの共同開発で、メトロさんでは13000系と呼んでいます。各車両にベビーカーや車いすのスペースを設けるなどお客様に使いやすい車両を目指します。
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