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清原を呑(の)んだ薬物汚染 球界が講ずべき処方箋 〝番長〟が手を染めた 球界は何をすべきか

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2月2日に逮捕された清原容疑者(中央)。30年前に誰がこの姿を予想できただろうか(時事)

プロ野球のかつての「スーパースター」が、その後の半生を汚してしまった。2月2日、覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕された、清原和博容疑者のことである。

毎年1万人以上が麻薬や覚醒剤がらみの犯罪で検挙されていることを考えれば、元プロ野球選手の逮捕者は決して多いわけではない。しかし、引退後も世間の耳目を集めることの多い彼らが薬物犯罪に手を染めたことの衝撃は、ほかの1万件とは比べものにならないほど大きい。

ましてや、清原容疑者は高校時代に5度も甲子園に出場し、13本塁打を記録。プロ入り後も、西武ライオンズで不動の4番バッターとして6度の日本一に貢献するなど、華々しい活躍を収めてきた。そんな彼のあまりに激しい凋落ぶりゆえか、逮捕から半月以上が過ぎた今も、報道合戦が続いている。

今回の清原容疑者に関する一件を詳(つまび)らかにする仕事は警察の手に委ねるとして、本稿で取り上げたいのは、なぜ30年近くも前から、球界で同様の薬物事案が断続的に発生しているのか、という点だ。

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