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ネオン街から女性が消える!? グレーな就労・経営が続々露呈

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8月のある夜、筆者は東京・六本木にある某キャバクラを訪れた。いつものようにサクラ(仮名、28、未婚)を指名した私は、彼女と次のような会話をした。

門倉「あれ、サクラちゃん、浮かない顔しているけど、何か悩んでいることでもあるの?」

サクラ「あっ、いいえ、何でもないんです。すみません、ボーッとしてしまって」 

サクラは慌てて、水割りのグラスを私のコースターに載せた。

門倉「悩みがあるなら相談に乗るから、何でも言ってごらんよ」

サクラは少し躊躇する様子を見せたが、私に促されるままに、自分の悩みを打ち明けてきた。

キャバクラ嬢 サクラの悩み

サクラ「来年1月からマイナンバー制度が始まると、キャバクラで副業していることが会社にバレてしまうかもしれないって周りの女の子たちが話していて……。私も会社には内証で働いているので。本当にバレてしまうんですかね?」

サクラは中小企業の正社員として働いているが、会社の業績が振るわず、年収は280万円程度。生活費や遊興費の足しにするため、3年ほど前から、アフターファイブはキャバクラのホステスとして働くようになった。ホステスとしての年収は200万円ほどになるが、これまでサクラはホステスとして働いた分の所得を税務署に確定申告していなかった。確定申告の意味さえ、よくわかっていないようだった。

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